ふいの不登校

ふいの不登校と、親であるさくのお話

明日は入学式

久しぶりの更新となります。

明日は中学校の入学式です。入学式を控えて、私の思っていることを書き出しておこうかな、と思いました。

小学校の卒業式は・・・

行ったんです。予想していなかったです。

制服の購入について家族で話したときに、「卒業式用のブレザーを無料レンタル」という購入特典があったのですが、ふいは「卒業式は行かない」ときっぱり言ったのでした。(でも、制服を買いに行った時に、お店の人が貸してくれたので、ブレザーは借りて帰ってきていました。)

さかのぼれは、小学校の入学式のとき、なかなか私から離れられなくて、泣いて入場したこともあり、「式」というのは緊張して無理じゃないかなと予想していました。

3月に入って、担任の先生とふいが電話で話して、それから秋ぶりに学校へ行って、卒業式の練習に数回参加しました。そして、卒業式当日は、遅れてだったけれども、式には間に合うように学校へ行き、参加したのでした(証書授与は、返事も壇上にあがることもせずでしたが)。ふいは、最後にクラスの写真にも入り、保育園が同じだった子と写真も撮り、スキップして帰っていました。「参加できた」ことが嬉しかったようでした。

中学校の入学式は・・・

制服は買いましたが受け取りに行っておらず、ほかにも入学までには揃えなければならないものがありました。

ふい自身気にしているようでしたが、昼夜逆転していたり、わたしが仕事があったりで、なかなかタイミングが合わず、行けていませんでした。でも、入学式を控えた4日前に制服を取りに、3日前に買い物にも行くことができました。

ふいには、制服を一度着てみておいた方がいいよ、ということと、上履きは紐履だよ、ということは伝えました。

リボン結びのできなかったふい、前日の今朝、リボン結びを習得!でも、制服は袖を通していませんし、スカートのプリーツのしつけ糸もまだそのまんま。準備なんてしていませんでしたが、さっき寝る前に、入学式のことを聞いてきたので、学校からのお便りを一緒に見ました。

明日、怖いな。

明日、早く起きれると思うから、明日準備する。

と言っていました。

わたしは、いわゆる「いい子」でちゃーんと準備をする子どもでしたので、ふいの様子にハラハラしてましたし、まだどうなることやら・・・という思いは拭いきれません。

明日は、こちらは雨風が強いようです。そんな中でも行くのかな?どうなるのかな?ハラハラしながら、明日を迎えます。

思っていること

わたし、ふいが不登校をするようになって、いわゆる「受け入れた」状態になったとき、「もう学校なんて行かなくていい」というような気持ちになっていたんです。だって、学校ってあんなんだし、こんなんだし、そんなところに行ったところで・・・みたいな「アンチ学校」状態になりました。

それが、ひとの助けを借りて、自分を観て行く努力もして、なんていうんでしょう、平らな気持ちになりつつある今、こうやって何かに挑戦するふいの姿を見られて、嬉しく思います。

学校に行くことが「いいこと」とか「悪いこと」とか、そんなんじゃなくて、ふいが挑戦してみようと思うことだから、応援したいと思ってそばにいられることが嬉しい。ありがとうの気持ちでいっぱいだな。