ふいの不登校

ふいの不登校と、親であるさくのお話

明日は個人面談

こんばんは、さくです。

ブログを定期的に書くって難しいですね。お久しぶりの更新になります。

 

明日は個人面談なのです。

改めて書き出すことで、自分の思いを整理したいなと思います。

 

まず、今回は不登校をするようになって初めて、他の保護者さんと同じ10分枠にしてもらいました。

今までは、たくさんのお時間を先生方に取っていただきました。わたしがお伝えしたいことがあったからです。

でも、今回は、特にこちらからお伝えしたいことはないので、皆さんと同じで大丈夫です、とお伝えしたのでした。(夫は、不満気?不安気?で、こういう子の将来はどういう道があるのかを先生に聞きたい、とのことでしたが、7月から転職し、休みがわからないから、今回は見送るという判断でした。)

 

学びとは?

娘のしていることは、

YouTube

・ゲーム

・イラストを描くこと

です。

これまでは、先生方にわかって欲しくて、これこれのことから、こんなこと(集中力だったり、科目に充てた事柄だったり)を学んでます、と伝えてきたのですが、今回はそれをやめたくなったのです。

だから、何をしてますか?と聞かれれば、以上のことをお伝えしようと思います。

先生から、学校の勉強はさせないんですか?と問われたら、

娘が不登校をしている中で、わたし自身立ち止まって考えるきっかけをもらい、学びというのは、学校の学習内容にとどまらないことを知りました。

娘が選ぶこと、やってみたいことへのハードルも含めて、どう解決し、歩んでいくのか、その全てが学びだと思っています。

と伝えてみようかなと思っています。

 

運動会、修学旅行、卒業式は?

これは6年生ですので、先生も問いたいところかなと思うので、それに対しても、簡潔にお答えしたいと思っています。

普段の登校と同様に、娘が行きたいのなら行く、という形で考えています。

出欠席について、当日や前日の申し出でご迷惑をおかけしていると思います。学校や先生方の可能な範囲で受け入れていただければと思います。

もし、先生方の方で、この日までに返事が欲しいなどありましたら、おっしゃっていただきたいと思います。

ほかに、もし付け加えられるのであれば、

・昨年度より、娘自身がそろそろ学校に行かないと…と言葉にしていること

・娘は先生が怖くて、学校へ行けなくなったというのが主な訴えではありますが、その「トラウマ」が癒えてきている様子がある(「今思えばたいしたことじゃないな」とは言葉にはしていた)こと

を伝えられたらいいなと思います。

 

今、大田堯さんの本を読んでいて、「人間の生命の底深さと、表現の限界」というのがあって、わたしには娘のことはわからない、娘から出てくる言葉だけでは、娘の気持ちははかり知れないと思うので、それが大前提ではあるのですが…

 

将来の進路については?

夫は中卒では選択肢が狭まるので、高校は行ってほしい。地元の公立中に進学と言ったところで、行くのか?通信制など現実的な選択をしてほしい、と言っています。

そのことをお伝えした上で、

わたしは娘が決めていくことだと思っています。その中で、経済面だったり、迷っている気持ちも含めて娘の話を聞いたり、付き添ってほしいなどの要望に応えたりなど、娘が必要とするところで、力になりたいと思っています。

と伝えられたらいいな…。

 

さてさて、明日です

話は変わって、わたしはハンドメイドが好きで、ブラウスを作ったのです。それを明日着て行くことで、すこしばかりの楽しみも持ちつつ、先生が取ってくださった貴重なお時間を大切に、お話できたらいいなと思っています。

 

ふいを信頼しているか

こんばんは、さくです。昨日の続きのお話を書きたいと思います。

 

昨日の話(「進学先等調査」について)のあと・・・

ふいは生活リズムがバラバラです。昨日はおそらく深夜1時とかそのくらいから起きていた様子で、お昼の3時を過ぎて、眠いから寝るわ〜と言って布団に入りました。でも、なかなか寝付けず、6時過ぎからようやく眠れた様子でしたが、1時間で目が覚めちゃった、とまた起きてきたのでした。そのあと、わたしが寝た夜11時過ぎまでは、起きている様子でした。

わたしは、落ち着かない気持ちでした。きっと、進学先の話をしたことで、眠れなくなっちゃったんじゃないかと思ったのです。でも、もしそれが本当だとしても、ふいが不安に思ったなら、不安を十分に味わうことで、自分で親の思いとの折り合いをつけていくんじゃないかなと思って、わたしはひとまず寝ることにしました。

朝、考えたこと ーわたしはふいを信頼してるかー

朝5時ごろにわたしは目が覚めました。そのとき、ふいはすでに起きているようだったのです。心がまたザワザワしました。

ああ、眠れなかったんだ。

そう思ったのです。

 

そう思ったら、わたしも眠れなくなって、自分の思いを書き出してみました。

わたしはなんで4日までじゃなくてもいいんだってこと、ふいに言いたかったんだろうか?
なんで言ったんだろう?
わたしは夫とは違う考えを持っていて、高校に行ってほしいとは思っていなくて、行かないでほしいとも思っていなくて、ふいの人生だと思っていることは言わなかった。

その考えに自信がなかったから言わなかったのか?
聞かれてもないのに、言う必要があるか?と思った。
ふいからお母さんはどう思ってるの?と聞かれれば答えればいいと思った。
言葉ではなくて、わたしの態度、全てが伝えていくもの、伝わるもの、そんなふうに思った。
今のあなたでいい、とかそんなことを言いたいんじゃなくて、ふいが選んでいくその過程を邪魔したくない、邪魔していいものじゃない、そんな感じかな?

 

それなら、この進学先を決める時期だって同じことだったんじゃないかな。
わたしはふいに猶予を与えたかった。
選択肢を与えたかった。
それは、ふいを弱い者扱いしたんじゃないだろうか。
夫の言葉からふいを守りたくなった。
夫の言葉にふいが耐えられると思えば、言わないことでしょう。
そんな言葉ほっておけー、とわたしが気にしてなきゃ、なにも言わないんじゃないかな。

現実的に考えても、たとえ4日までに決めたとしても、変わっていくものじゃないか。
わたしが気にしてるから、夫に対して抵抗したくなったんじゃないだろうか。

ふいは夫に言われたことも堪えただろうけど、こういうわたしの無意識的な思いにも堪えてるんじゃないだろうか。

 

昨日思ってたのは「フリースクールのことを言ってよかったのだろうか?」だったけれど、なにか引っかかったのは、これだったのかなあ。

 

そう、ふいを信頼してたら、そんなこと言わなくていい。

ふいには、親の思いを聞いて、不安を感じたとしても、じゃあどうする?と、自分を創り上げていく力があるんだ。それは、ふいが特別に持っている力という意味じゃなくて、「人」にはそういう力がある。そんなことを思った。

 

今日のふい

そんなことを思って、起きたら、お腹すいた〜、ご飯ちょうだい、としっかりご飯を食べたふい。

いつものようにゲームをして、おしゃべりをして、絵を描いて過ごす。

 

そして、お昼ご飯のときに、さらっと、

お母さん、あとで通信のこと調べて〜

と言ってきたので、へ?となった。ふいは、まああとでね〜と。
わたし、通信ってネットのことかと思ったのです。でも、ハッとした、学校ね!昨日、通信制も話題になっていたのでした。
今日はこれだけで終わってしまったけれど、また調べてと言ってきたら、わたしは

ふいが知りたいなら、ふいが調べてほしい

と言いたいなあ。ふいの先に出ていくことをしないで、でもふいを突き放すでもないわたしでありたいです。

 

ふいは今ぐっすり眠れているよう。ひとまず、ほっと胸を撫でおろしています。

はじめまして

こんにちは、さくです。

 

娘のふいは、2年生の1月から学校へ行かなくなり、今は6年生。うちで過ごしています。

少しずつ整理できたらと思っていますが、ひとまずは時系列にとらわれず、そのとき、ふいと過ごしていて、思ったこと、考えたことなどを、書いてみたいと思いました。ブログに書くことにしたのは、誰かに聞いてほしいからなのでしょうね。興味がおありの方に、お付き合いいただけたらと思います。

 

わたしは、ふいが不登校をするようになって紆余曲折を経て、ふいのことと、自分の不安とを分けて考えたいと思っています。これがなかなか難しいのですが、そうありたいと自分を振り返り反省しながら、過ごしています。

 

さて、今日あったお話です。

昨日わたしが放課後に学校にお手紙を取りに行ったら、「進学先等調査」のお手紙をもらいました。公立中で来年度の入学予定者数を把握し、就学事務を進めるためとのことです。

それで、ふいと夫と今日話をしました。

こういうお手紙があって、どこにマルをしたらいいかな?と。

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(  )学区の中学校

( )市内の学区外の中学校

( )市外の公立中学校

( )私立中学校

( )県立中学校

( )国立中学校

( )その他

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ふいは近くの中学校かなと言いました。

 

それに対して夫はしばらくの間をおいて口を開きました。

・僕の考えは、高校までは行ってほしい。選択肢が狭まるからだ。
・公立の中学へマルをして行くのか?
・現実的に考えてほしい。

・今すぐに結論を出せとは言わない、調査締め切りの来週の4日までに考えてほしい。

 

それを聞いて、わたしは言いたくなってしまったのです。

・4日にとらわれなくていい。いつだって、6年生の間でも、中学校に入ったあとでも、行きたいと思ったら、行くことができる場所もある。

 

それに対して、それってどんなところ?とふいから質問があり、フリースクールというのもある、と答えたのでした。

ふいはフリースクールを知っている、と思ってました。不登校をするようになった当初、わたしはどこか別の場所に行ってほしくて、こういう場所があるということを伝えていたつもりだったし、またコロナ禍でフリースクールのオンラインイベントがあったので、わたしからこんなのあるよ〜と伝えて、ふいが参加したことがあったのでした。

でも、ふいから出た言葉は、

フリースクールってなに?

でした。

あれ??知らなかったの?となって、その場でタブレットでホームページを見せて、こんなふうに過ごせる場所と書いてあるよ〜と伝えたのでした。

 

夫は

不登校は厳しい道だと言ったよね、今回が一つの段階になる。

通信制を探して、と言うなら探す。

今日は長く話してもなんだから、とりあえず終わりにしよう、と話は終わりになりました。

 

ふいは話の途中から泣きそうでした。

 

そのあと夫が外出してから、

・泣きそうだったけど、泣いたら負けと思った。

フリースクールに行きたい。

とわたしに言いました。

 

以前のわたしなら、ここで即座に動いていたのですが、今のわたしは、わたしから動くところじゃない、と考えています。むしろ、この話の中で、フリースクールを話題にしてよかったのか…という思いもあるのです。

その思いは、これからゆっくり書いていけたらいいなと思っています。

 

6年生、やはり小学校の卒業という節目も控えて、いろんなことがありますね。そんなこともぼちぼち書いていきたいです。

 

どうぞ宜しくお願いします。